1400億円超の大型契約、米老舗航空機製造ビーチクラフト社を中国企業が買収へ―中国

Record China    2012年7月12日(木) 18時41分

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11日、21世紀網は中国企業が米国の老舗飛行機メーカー、ホーカー・ビーチクラフトを買収すると報じた。買収額は約1425億円という巨額契約になる。写真は3月、上海で開催されたアジア公用航空機展。

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2012年7月11日、21世紀網は中国企業が米国の老舗飛行機メーカーを買収すると報じた。

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9日、北京卓越航空及び青島海利ヘリコプター製造有限公司の成身棕(チョン・シェンゾン)会長は取材に答え、1932年創業の飛行機メーカー、ホーカー・ビーチクラフトの排他的買収協議を締結したと明かした。

ホーカー・ビーチクラフトは2008年の金融危機後、プライベート・ジェットの需要落ち込みに伴い、経営危機に陥っていた。今後6週間以内に114億元(約1425億円)を支払い、買収を完成させることになる。なおホーカー・ビーチクラフトの軍用機部門は買収契約に含まれていない。

以前は貿易、不動産、ホテルなどの事業をてがけていた成会長だが、2007年に航空分野に進出。2009年には米Superior Air Partsを買収し、中国ヘリコプター業界の雄となった。さらに積極的に買収を続ける方針で、ホーカー・ビーチクラフト以外にもオーストラリアの航空機販売メーカー買収の交渉を続けている。(翻訳・編集/KT)

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