Record China 2018年7月26日(木) 9時20分
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24日、韓国・東亜日報は、日本でオウム真理教の教祖・麻原彰晃を含む教団幹部7人の死刑が6日に執行された後、一部の幹部が残した反省文が話題になっていることを伝えた。写真はソウル。
2018年7月24日、韓国・東亜日報は、日本でオウム真理教の教祖・麻原彰晃(本名:松本智津夫)を含む教団幹部7人の死刑が6日に執行された後、一部の幹部が残した反省文が話題になっていることを伝えた。
日本メディアによると、早川紀代秀と新実智光の2人は、死刑執行の1~2カ月前に反省文として手記を書き、「死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90」に送っていた。早川は「申し訳ない思いは、事件発生から23年が過ぎた今も消えていない」とし、「(宗教の)信仰のために救済を受けると考えテロを実行したが、得られたのは苦痛と悲しみだけだった」とつづった。
新実も「私たちには徳がなく、精神性と知性が不足している。深く反省している」と述べているが、「どのような悪人でも、生きて償うことの方が慈しみ深い」と死刑執行に反対する趣旨の文も残した。早川も「(死刑が執行されると)国民が『殺生』というカルマを負うことになるので(死刑は)いけないと思う」と述べている。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「多くの人の人生を奪ったのだから、当然自分の人生も失うべき」「愚かな誤った判断をしたならば、誰しも厳しい行動で、その罪を償わなければならない」「他人の命は平気で奪っておいて、最後に命乞いをするのか」など、2人への非難の声が寄せられた。
また「これこそが国のあるべき姿だ。韓国は被害者より加害者の人権を大切にしている」「やっぱり日本は先進国だ。これこそが正義」など、死刑制度について自国の状況と比較する意見も見られた。
その他「何の罪もない人々を死に追いやることが宗教なんて、完全に誤っている」と主張するコメントもあった。(翻訳・編集/三田)
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