イケメンぞろいでもダメ出しだらけ…、最新版の中国ドラマ「花より男子」、非セレブ化には大人の事情も―台湾

Record China    2018年7月25日(水) 11時10分

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24日、日本の人気マンガが原作の中国ドラマ「流星花園」(花より男子)に批判が集まっていることについて、プロデューサーのアンジー・チャイ氏が思いを語っている。

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2018年7月24日、日本の人気漫画が原作の中国ドラマ「流星花園」(花より男子)に批判が集まっていることについて、プロデューサーのアンジー・チャイ(柴智屏)氏が思いを語っている。聯合報が伝えた。

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2001年の台湾ドラマ「流星花園~花より男子~」は当時、台湾発アイドルユニットのF4がアジア中で人気沸騰し、今でも人気の高い作品。このドラマを手掛けた「アイドルドラマの母」ことアンジー・チャイ(柴智屏)氏が、「流星花園」を再びドラマ化したものが現在、テレビ放送中でネット配信も続いている。

最新版の「流星花園」では“新F4”のイケメンぶりが話題になっているものの、旧作と比較しての批判がネット上に大量に登場。F4の1人「道明寺」が学業優秀な秀才キャラになっているところや、セレブのはずなのに実家の経済力が「ショボくなった」点など、あらゆる角度からのダメ出しが続き、映像作品の情報サイト・豆瓣(douban)でもユーザーの評価が非常に低い。

こういった世間の声について、このほどアンジー・チャイ氏がコメント。新作は旧作を超えられないとの意見に対し、「旧作に代わるものはない。それは私も同じ思い。しかし、新作は勝ちたいと思って作ったのではなく、より良いものを求めて取り組んだ」と語っている。また、「流星花園」が製作発表時から海外でも大きく報道され、オンエア後は賛否両論で盛り上がっている状況に、「さまざまな声が上がっていることをうれしく思う」と、注目度のバロメーターと捉えていることを語っている。

なお、「道明寺」の家が「ショボくなった」ことについては、避けて通れない事情があることも事実だ。中国メディアを管理する国家新聞出版広播総局(広電総局)では、経済力を誇示したり、貧富の差を見せつけるような表現を禁止しており、「流星花園」のスタッフも、この規定が作品に影響を与えていることを明らかにしている。(翻訳・編集/Mathilda

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