中国の「オタク経済」、勢い止まらず―シンガポール紙

Record China    2012年7月10日(火) 14時12分

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9日、中国で「オタク経済」がますます盛り上がっており、市場やブランドに対するオタク層の影響力が増している。写真は江西省南昌市のアニメショップ。

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2012年7月8日、シンガポール紙サンデー・タイムズによると、中国で「オタク経済」がますます盛り上がっている。38歳のある女性は日頃めったに外出せず、同じ地域に住む友人とすら半年ほど会っていないという。9日付で環球時報が伝えた。

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外出する機会が減ればお金を使わなくなるのが普通だが、中国でオタク生活を送っている人々はまったくそうではなく、自宅にいながらネットで友人と会話し、映画も鑑賞、オンラインゲームを楽しみ、食事もデリバリーを注文。あらゆる物をネットショッピングで購入しており、こうした生活を送っている人たちの消費額は一般的な人よりも多いという。

MECが中国人3万人余りを対象に行った調査では、こうした人々はレジャー用品から家具まで、一般的な消費者よりも年間の消費額が878元(約1万1000円)多いということが明らかになっている。調査を行った責任者は、中国で市場やブランドに対するオタク層の影響力が増しており、オタク向けのサービスを提供するブランドや企業も増えていると指摘した。

ケンタッキーフライドチキンは女性のオタク向けに、若い男性従業員がデリバリーをするというサービスを2月から始めている。(翻訳・編集/岡田)

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