2012年7月9日、チョウ・ユンファ（周潤發）主演の映画「大上海」がこのほどクランクアップ。今年12月にお正月映画として上映される。文匯報が伝えた。

【その他の写真】

香港娯楽映画の名手、バリー・ウォン（王晶）監督とユンファが、89年の「ゴッド・ギャンブラー」から23年ぶりにタッグを組んだ話題作。「インファナル・アフェア」シリーズのアンドリュー・ラウ（劉偉強）監督がプロデュースし、アクションスターのサモ・ハン（洪金宝）、演技派俳優フランシス・ン（呉鎮宇）、中国の人気俳優ホアン・シャオミン（黄暁明）と、豪華な顔ぶれを揃えている。

同作は今月6日、上海でクランクアップ。香港人スタッフと映画を撮るのは10数年ぶりというユンファだが、同郷人に囲まれての撮影はとてもリラックスできたという。また、娯楽映画で有名なウォン監督のシリアスドラマということで、「大きなサプライズがあると思うので期待してほしい」と話していた。

今年12月、お正月映画として公開が予定されている。なお、お正月映画の顔ぶれには、ジャッキー・チェンの「十二生肖」（Chinese Zodiac）はじめ、チャウ・シンチー（周星馳）監督・主演の「除魔伝奇」、ウォン・カーウァイ（王家衛）監督とトニー・レオン（梁朝偉）による「一代宗師」と、話題作が目白押し。しかし、「大上海」を制作した博納影業集団は豪華キャストを擁した同作に絶対の自信を見せている。（翻訳・編集/Mathilda）