上海ディズニーが火をつけた中国の遊園地建設ラッシュ―米紙

Record China    2012年7月7日(土) 18時17分

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5日、上海ディズニーランドの開園を15年に控え、中国でテーマパークの建設ラッシュが起きている。写真は天津で建設中の「凱旋王国」。

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2012年7月5日、米紙USAトゥデイによると、上海ディズニーランドの開園を15年に控え、中国でテーマパークの建設ラッシュが起きている。6日付で環球時報が伝えた。

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中国では米国スタイルに対抗し、中国文化をベースとしたテーマパークの建設が盛んになっている。天津に建設中のチンギス・ハンをイメージキャラクターにした「凱旋王国」もその1つだ。中国文化をテーマとした建設計画は過去2年間に30件以上発表されている。

中国のテーマパークの入場料(大人1人)は24〜31ドル(約1900〜2500円)だが、相次ぐ建設の背景には、中国経済の発展に伴って人々の生活水準が向上し、一般市民も娯楽やレジャーに一定金額を消費できるようになったことがある。ハローキティやスマーフなど、外国アニメのキャラクターをメーンとしたテーマパークの建設も進められており、総数は20年には米国を追い抜く予定だ。

中国には現在、約2500カ所のテーマパークが存在するが、少なくとも70%が赤字経営に陥っている。専門家は、本当にテーマパークと呼べるものは60カ所程度しかなく、多くは不動産開発の利益によって運営しているのが現状であると指摘している。(翻訳・編集/HA)

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