Record China 2012年7月6日(金) 10時19分
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4日、フィリピン大統領府のラシエルダ報道官が中国語で「小心一点(気をつけろ)」と中国に対して警告を発し、フィリピン各メディアに大きく取り上げられた。写真はスプラトリー諸島(南沙群島)。
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2012年7月4日、フィリピン大統領府のラシエルダ報道官が中国語で「小心一点(気をつけろ)」と中国に対して警告を発し、フィリピン各メディアに大きく取り上げられた。5日付で環球時報が伝えた。
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4日、フィリピン大統領府による定例記者会見で、記者からの「アキノ大統領による『米国に対し南シナ海への偵察機派遣を求める可能性がある』という発言に対し、中国の政府系メディアが『フィリピンの意図的な挑発だ』と批判したことについてどう考えるか」という質問に対し、ラシエルダ報道官は「中国に対して『小心一点(気をつけろ)』と言いたい」と、中国語を交えて述べた。
また、中国外交部報道官による「関係国は地域の平和的安定に貢献するべき」という発言に対してコメントを求められた際にも、中国語で「当然」と述べた。ラシエルダ報道官は、「フィリピンが侵略国家になるなどとは考えられないはず」とコメントしている。
米国への偵察機派遣要請については、「挑発ではなく、フィリピンは南シナ海の緊張をあおるつもりはない」と慎重な見方を示した。
フィリピンでは3日、別の報道官が記者の質問に対し「領土の監視はフィリピンの責任おいて行うべきだが、選択の一つとして米国に偵察機派遣を要請することもできる」とコメントしていた。
米国に協力を求めることに対してはフィリピン国内でも意見が割れており、反対派からは「米軍がフィリピンに集まれば軍備競争をあおり、中国がさらに多くの船を派遣してくることになる。米国は調停ではなく、ただ支配したいだけだ」という声が上がっている。(翻訳・編集/長河)
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