実写版の一休さん「目が小さい!」中国のファンに違和感―中国メディア

Record China    2012年7月5日(木) 13時29分

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6月30日、スペシャル枠で放映された実写版の「一休さん」に、中国のファンからも多くの反響が届いている。

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2012年6月30日、スペシャル枠で放映された実写版の「一休さん」に、中国のファンからも多くの反響が届いている。南京晨報が4日付で伝えた。

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1975〜1982年に放送され、当時の子供たちが夢中で見たアニメ「一休さん」。実は、「聡明的一休」のタイトルで中国でもよく知られており、たいへんな人気だった。今回放映されたスぺシャルドラマ「一休さん」は平均視聴率11.9%となかなか好評だったが、驚くべきことには、放映後たった数日で中国語の字幕がつき、中国の動画共有サイトに公開されていた。さっそく、多くの中国人がこれを視聴することになる。

アニメを見ていた子供時代を懐かしく思い出しながら、追憶に浸りたいといったところか。当然、アニメ版と比較する視線は厳しい。多くの中国人視聴者がまず反応したのは、主演の鈴木福くんに対して。同番組でゴールデンの初主演を飾った福くんは子供らしい屈託のない愛らしさを振りまいていたが、アニメの印象が強い視聴者にとっては、「一休さんなのに目が細い」という印象を与えたようだ。「おめめパッチリのアニメ顔をした子役を探すのは確かに難しいかもしれない。それにしても、何も目の小さい子を抜擢することはないのに」「まるで心の窓が半分閉じているかのような細い目」「アニメのイメージと全然違う」といった意見が飛んでいた。

ストーリーに関しても多少の違和感があったようだ。アニメ版の一休さんと比べると、実写版の一休さんは、とんちが利くというより悪知恵が働くというような側面もあり、視聴者を若干がっかりさせたようだが、おおむね好評。「何もかもが懐かしくて、やっぱり感動した」との声が多かった。

また、さよちゃん役で出演した小林星蘭(こばやし・せいらん)ちゃんが「かわいすぎる」「萌える」と大人気だった様子だ。(翻訳・編集)

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