Record China 2018年7月20日(金) 23時50分
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19日、環球時報は、韓国女性家族部長官のおとぎ話に関する発言が物議を醸したと報じた。写真はソウル。
2018年7月19日、環球時報は、韓国女性家族部長官のおとぎ話に関する発言が物議を醸したと報じた。
記事によると、鄭鉉栢(チョン・ヒョンベク)長官は先日出席した男女平等問題をテーマとするセミナーで、「『天女ときこり』に対する見方を人々は変えるべきだ」と発言。記事は「このおとぎ話は下界に降りて水遊びをする天女の服をきこりが隠し、天に帰れなくなった天女はきこりの妻となる内容」と説明した上で、鄭長官が「現代の平等の観点から見ると、きこりの行為は明らかな誘拐、性犯罪」と指摘したことを伝えた。
韓国ではこの発言が物議を醸し、法律の専門家からはきこりを「弁護」する声も出たという。「物語では天女の意思が厳格に示されていない。そのため、きこりの行為が犯罪になるかどうかの断定はできない」などというのが専門家らの見方で、ある著名弁護士は「古くから伝わるおとぎ話を深読みすることに意義はない」と指摘したそうだ。
記事は韓国の多くの小学校がこのおとぎ話を「女性を圧迫する物語」と位置付けていることや、女性家族部関係者が「当たり前としてきたことに警戒心を持ってほしい、固定的な観点から脱却する必要があるというのが長官の考え」と説明したことも伝えている。(翻訳・編集/野谷)
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