Record China 2012年6月30日(土) 22時11分
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29日、シンガポール華字紙・聯合早報は北朝鮮の変化について報じた。韓流の流入に伴い、韓国のイメージは「敵」から「憧れの的」へと大きく立ち位置を変えた。写真は2012年4月、平壌市。
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2012年6月29日、シンガポール華字紙・聯合早報は北朝鮮の変化について報じた。
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先日、韓国で脱北者の調査結果をまとめた書籍『韓流が統一をもたらすことを希望する』が出版された。中国でプレスされた韓流ドラマDVDが北朝鮮に流入することで、社会に大きな変化が生まれているという。脱北者100人を対象に実施された調査によると、年数回韓流ドラマを見たとの回答が31.6%、週1〜2回との回答が22.8%、月1〜2回との回答が26.6%、毎日との回答が19%という回答になった。
北朝鮮の電力不足はよく知られているが、韓流ドラマを見るために涙ぐましい努力もあるのだとか。特別な変圧器を設置し、停電時には自動車や戦車のバッテリーを使ってドラマを見る人もいるという。さらに発電機を購入する富裕層や、工場向けの電線から電気を盗む人もいる。
これほどまでして見たがる韓流ドラマだけにその影響力も絶大だ。韓流ドラマのまねをしてタバコを吸う女性も登場しているという。またハイヒールやスキニーデニム、七分丈のズボンも流行しているのだとか。
脱北者団体の代表は韓国文化の流入に伴い、北朝鮮市民にとっての韓国は「敵」から「憧れの的」に変化しつつあると指摘した。(翻訳・編集/KT)
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