「知的財産盗んだ」と米国に非難された中国、中国外交部はどう反論?―中国メディア

Record China    2018年7月13日(金) 20時50分

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13日、観察者網によると、中国外交部の華春瑩報道官はこの日の定例記者会見で出た「米国が『中国に知的財産を盗まれた』と非難しているが?」との問いに、「米国は非難を続けているが有力な証拠を示せていない」などと応じた。写真は11日の会見。

2018年7月13日、観察者網によると、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官はこの日の定例記者会見で出た「米国が『中国に知的財産を盗まれた』と非難しているが?」との問いに、「米国は非難を続けているが有力な証拠を示せていない」などと応じた。

記者の質問は米通商代表部(USTR)が10日発表した声明を指しており、中国側の見解を問われた華報道官は「中国商務部が問題に関する声明を出して中国側の立場を説明し、米国の詭弁に反論している」と発言。「ここ数カ月、米側は絶えず中国を非難し続けているが、有力な証拠を示せていない。事実は雄弁に勝るものだ」と述べた上で、「中国は知的財産を生み出す大国」ということを示すさまざまなデータを示した。

華報道官は、世界知的所有権機関(WIPO)などがまとめた最新の世界イノベーション指数リポートで中国が初めてトップ20に入った点も指摘。「イノベーションと知的財産は米国だけの『特許』ではない。知的財産を応用し、経済、社会の進歩を推進することも米国だけの権利ではない。イノベーションと知的財産は人類全体の進歩と福祉に貢献すべきものだ。米国が他国の発展に圧力をかけ、私利を守るための道具になってはならない」と強調した。(翻訳・編集/野谷

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