「韓国の大統領は選ばれた独裁」フランスの世界的学者の指摘に、韓国ネットは?

Record China    2018年7月16日(月) 7時30分

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13日、韓国・朝鮮日報によると、フランスの世界的学者ギ・ソルマン元パリ政治学院教授が、韓国の大統領制を「選ばれた独裁」と表現した。写真は韓国大統領府。

2018年7月13日、韓国・朝鮮日報によると、フランスの世界的学者ギ・ソルマン元パリ政治学院教授が、韓国の大統領制を「選ばれた独裁」と表現した。

ソルマン氏は12日、韓国国会で行われた「制憲70周年 国際学術大会」に参加し、「韓国は大統領が強大な権力を持っているため、選ばれた独裁だ」と主張した。また「選ばれた独裁は、大統領の性格や傾向により発生することもあるが、韓国の制度自体に権限乱用を引き起こす余地がある」とし、「権力のけん制と均衡には、心理的なものではなく制度的な仕組みを作らなければならない」と述べた。

同氏は代案として、議会で首相を選出するよう提案した。ドイツの憲法を例に挙げ「議会で選出され、日常の国政を担当する首相と、国家の主権を守る選出職の大統領は、はっきりと区別されなければならない」と述べた。さらに「韓国も米国のように、行政部の人事と大統領に対する、議会の制限ない聴聞権限を保障しなければならない」と議会の権限拡大の必要性を訴えたという。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「文大統領の行動を考えると、ソルマン氏の言葉は正しい」「現実的な意見。韓国の問題をよく分かっている」「文大統領の独裁から早く抜け出したい」など納得する声が上がる一方で、「大統領の評価以前に、今の国会議員のレベルの低さを考えると、これ以上の権力を与えることはできない」「ソルマン氏は韓国の国会議員を過大評価しているようだ」「私の考えでは大統領より国会の方が強大な特権と権力を持っている」と指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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