Record China 2012年6月29日(金) 9時52分
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27日、青い空、白い雲、果てしない草の海、群れを成す牛や羊、馬を駆る勇猛なモンゴル族の人々。まるで、この世のパラダイス。今回は、広々とした内モンゴルの草原をご紹介する。
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2012年6月27日、青い空、白い雲、果てしない草の海、群れを成す牛や羊、馬を駆る勇猛なモンゴル族の人々。まるで、この世のパラダイスのような内モンゴルである。モンゴル建国の英雄として称えられるチンギス・ハンのように勇ましい魂と、草原のような広い心を持つ人々。これらを育んだ大地の見所をご紹介する。
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■緑萌える理想境:フルンボイル草原
中国北部・内モンゴル自治区の北東に位置する、世界で最も大きい天然の草原。フルンボイル草原は「北国の碧玉」と呼ばれ、果てしない広さと美しさで憧れられてきた。フルンボイルという地名は、フルンとボイルの二つの湖から名づけられたもの。昔々、モンゴル族の伝説では、フルンとボイルというカップルがいた。2人は草原を救うため、そして愛のために、草原の妖怪と激しく戦ったという。フルンは湖に姿を変えて妖怪を溺死させ、ボイルは彼女を探すため湖に飛び込んでしまった。つまり、フルンとホイルの二つの湖は彼らの化身である。豊かな緑と水に恵まれた広大なフルンボイル草原は、3000あまりの河川が縦横に交錯し、500あまりの湖が星のようにきらめき、輝かしい絵巻を構成している。ここでは紺碧の空、緑がもえる大地を存分に楽しむことができる。
■草原の祭り:ナーダム
モンゴル語で「娯楽」や「ゲーム」を意味する「ナーダム」は、モンゴルで年に数回行われる国民的行事であり、民族の祭典である。春・夏・秋の3つの季節に行われ、ブフ(モンゴル相撲)・競馬・アーチェリーの3つの競技が開催される。これによって、豊作の喜びを祝うのだ。ナーダムの競技はすべて、モンゴル族の力と美の表現であり、身体能力と知恵の競り合い、スピードとスタミナの競争である。ここで草原に暮らす彼らの豪胆さと情熱が生き生きと発揮される。
※本記事は楽旅中国(らくたびチャイナ)の特別提供。楽旅中国は、中国青年旅行社(CYTS)傘下で展開する中国旅行専門の日本語オンラインサービスです。
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