北朝鮮人が最も嫌うのは中国、元駐北朝鮮英大使が明かす―韓国メディア

Record China    2012年6月28日(木) 18時37分

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25日、北朝鮮人が最も嫌悪しているのは中国で、米国に向ける嫌悪感をはるかに上回っていると、英国の元駐北朝鮮大使が米ワシントンでの記者会見で語った。写真は北朝鮮の羅先特別市。

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2012年6月26日、韓国の聯合ニュースによると、北朝鮮人が最も嫌悪しているのは中国で、米国に向ける嫌悪感をはるかに上回っていると、英国の元駐北朝鮮大使を務めたジョン・エヴァラード氏が米ワシントンでの記者会見で語った。

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エヴァラード氏は25日、自身が北朝鮮で経験した出来事をつづった著書「オンリー・ビューティフル・プリーズ」の出版会見で、北朝鮮人が中国をどれほど嫌っているか、ある北朝鮮のマッサージ師から聞いた話を交えて語った。様々な国の人をマッサージしたが、中国人をマッサージしたことはないし、したくもないと話していたという。

また、北朝鮮ではことあるごとに「米帝国主義」と批判する宣伝が行われるが、一般的な北朝鮮国民は米国に対してさほど深い敵対意識を持っているわけではないと指摘。米国が本当に北朝鮮へ攻め入ってくると考えている人もあまり多くなく、韓国も米国のかいらい政権だとしてやはり戦争にはならないとみている人が多いと話した。

1997年に韓国へ亡命した元朝鮮労働党書記、ファン・ジャンヨプ(黄長●=火へんに華)氏も回想録で「北朝鮮は中国を嫌っている」と記している。(翻訳・編集/岡田)

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