<西日本豪雨>被災地に折り鶴を送るのはただの自己満足?中国ネットでも賛否

Record China    2018年7月11日(水) 10時50分

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10日、西日本で発生した豪雨災害の被災地に千羽鶴を送ることの賛否をめぐり日本のネット上で議論が起きていることが、中国版ツイッター・微博でも話題になっている。写真は折り鶴。

2018年7月10日、西日本で発生した豪雨災害の被災地に千羽鶴を送ることの賛否をめぐり日本のネット上で議論が起きていることが、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でも話題になっている。

東日本大震災被災者だというユーザーがこのほど、日本のツイッター上で「千羽鶴は場所を取るうえ重く、物が物だけに捨てにくい。作る側の自己満足でしかない」とツイート。別のユーザーも、倉庫にうず高く積まれた千羽鶴の山の写真とともに「被災地の保管方法を見れば、相手にどう思われているか一目瞭然」とした。また、相手に迷惑にならない方法として、紙幣で鶴や錦鯉を折ることを提案するユーザーもいた。

ある微博アカウントが日本でのこうした議論を紹介すると、中国のネットユーザーからは多数の反響が寄せられ、「時間と労力を使っても自分が感動するだけで、他人には何の役にも立たない」「無用の善意が多くの面倒を引き起こす」などの感想が見られた。

中には「もし小さい子たちが折り鶴を送るのなら、送る時にきれいな瓶に入れたり、手工芸品みたいにして売れるようにすれば、食べ物や水などの物資を調達する資金になる」と提案するユーザーもいた。

一方で「そもそも折り鶴は、知り合いが病気になった時に回復を祈ってプレゼントするもの。そこまで否定すべきものではない」との意見もある。また、紙幣で鶴を折るというアイデアについては「労力の無駄。普通に寄付すればいいじゃないか」という声が寄せられた。(翻訳・編集/川尻

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