Record China 2007年3月4日(日) 17時45分
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2007年3月2日、陜西省西安市の西安電子第一中学校前では、集まった父兄が学校の表札を外す騒ぎが起こった。この行為は、理事長の不正行為に抗議するもので、市の教育委員会が早速調査を始めている。
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2007年3月2日、陜西省西安市の「重点中学校」の1つ、 西安電子第一中学校正門前で、数十人の人々が、興奮しながら「西安市重点中学校」と書かれた表札を外す騒ぎがあった。この学校の周りにはたくさんの人が集まり、混乱状況が起きていた。
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看板を外していた数十人は、全員この学校に通う生徒の父兄だった。この学校は数日前の学費徴収時、一部の金額が不明瞭だということで、学校と父兄の間にトラブルが発生した。その後、市の教育委員会の仲裁で無事に新学期を迎えられたが、別の事情が学校関係者の口から漏れ、この日また大きな問題が起こってしまった。
その事情とは、学校の理事長、田(ティエン)氏に関することだ。2004年に理事長となった田氏は、優秀校として政府からの支援を受ける「重点中学校」の称号が欲しいために、教育日誌や会議録を偽造するよう数人の教師に指示をした。そしてまた、教育委員会の調査が入る日には、教師や学生個人の書籍や雑誌を学校図書館に集め、所有図書数の多い充実した施設だ、とアピールしたという。田氏のそういった不正行為を知った父兄は怒り爆発、「重点中学校」看板を外す行為に及んだ。この事態を知った市の教育委員会は、すでに学校側の調査を始めたそうだ。(編集・饒波貴子)
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