激しい、馬の死闘!融水ミャオ族に伝わる「闘馬大会」―広西チワン族自治区柳州市

Record China    2007年3月4日(日) 11時9分

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2007年3月2日、広西チワン族自治区柳州市の融水ミャオ族村で、「闘馬大会」が行われた。約500年前の伝説によって闘馬が伝えられたというが、今では新年を祝う行事となっている。この日は20頭あまりの馬が、死闘を繰り広げた。

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2007年3月2日、広西チワン族自治区柳州市の融水ミャオ族村では、珍しい「闘馬大会」が行われていた。闘牛や闘鶏は日本でもよく知られているが、「闘馬」というのは耳慣れていないだろう。

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融水ミャオ族に伝わる話だが、約500年前、村の2人の青年が1人の美女に恋をしたという。それを知った王様は、2人の青年に馬で勝負をつけるように命じ、その勝者が美女を手にできることになった。その時の馬の闘いは凄まじいものだったそうだが、時の流れと共にその伝説が語られることも少なくなったという。そしてまた、その時の美女が、誰の嫁になったのかも分からない。

しかしその後、ミャオ族では「闘馬」の伝統が引き継がれ、今では新年を祝う行事として開催されている。主催者の闘馬協会は、この日20頭あまりの雄馬を集め試合を始めた。鼻をつつきあったり、立ち姿で蹴り合う馬の死闘は、多くの観客を惹きつけて止まない。(編集・饒波貴子)

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