韓国エースストライカーの最大の弱点は「国籍」?―中国メディア

Record China    2018年7月6日(金) 10時20分

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2日、騰訊体育は韓国エースストライカー、ソン・フンミンの最大の弱点は国籍だとの意見が韓国サポーターから出ていると伝えた。資料写真。

2018年7月2日、騰訊体育は韓国エースストライカー、ソン・フンミンの最大の弱点は国籍だとの意見が韓国サポーターから出ていると伝えた。

記事は、先月29日に韓国代表が仁川国際空港に到着して記者会見を行った際、「ソンがW杯の感想を述べている時に、サポーターから『つまらない試合だった』とのヤジが飛び、現場の空気が凍りついた。ソンは気まずそうに顔を下にしていた」と伝えた。

また、記者会見で卵を投げつけられる騒動もあったことに触れ、「これは単純にサポーター個人の行為だろうか?韓国のポータルサイトでは、このサポーターの行為に非難の声が多く寄せられた。これは選手への批判ではなく選手の人格を踏みにじる行為だとの意見や、この種の行為を『テロ攻撃』とまで表現するメディアもあった」と紹介した。

その上で、一部のサポーターから「ソン・フンミンの最大の弱点は国籍だ。大韓サッカー協会が無能なために、全盛期のソンが兵役に就かなければならない現状はまったくの皮肉だ」との意見が出ていると記事は紹介した。

そして記事は、「ソン・フンミンの努力と引き換えに来ているのは、サポーターからの無差別的な批判の声だ。こうした批判は彼個人に対してのみならず、W杯期間中にあまり良い働きをしなかったチャン・ヒョンスやキム・ミヌなどに対しても向けられており、チームメートの辛い状況を見てソンも心苦しく感じている」と指摘。こうしたさまざまな問題に対して、韓国メディアは大韓サッカー協会に対し変革を呼びかけているといい、韓国メディアは「サッカー協会は、選手が非難される状況をそのままにして何の対策も取らないなら、ネット上で匿名で選手をののしるのと同様に卑怯なことだ」との論調で伝えているという。(翻訳・編集/山中)

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