2018年7月4日、中国新聞網によると、四川省の黒水河自然保護区内で3日、野生のジャイアントパンダが死亡しているのが見つかった。

【その他の写真】

死骸が見つかったのは川の中州。四川省では連日の豪雨に見舞われ、川は増水していた。パトロールをしていた保護区管理員の張学良（ジャン・シュエリアン）さんが死骸を発見した。

死骸の検査を行った結果、生後約半年程度の子パンダで、体重14．25キロのメスだった。胃の中には母パンダから飲ませてもらったと思われるミルクが残っていたほか、腸に竹の葉が残っていたという。

専門家は、2日の豪雨で増水した川に誤って転落して溺死し、その後流されて中州に上がったところを発見されたのではないかと見ている。（翻訳・編集/岡田）