「幼児への需要高い中国」とはいえ、赤ちゃん223人も誘拐とは!主犯の女に死刑判決―中国

Record China    2012年6月18日(月) 12時20分

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15日、1年足らずの間に223人もの赤ちゃんを誘拐して多額の利益を得ていた犯人グループの公判が行われ、主犯の女に死刑判決が下された。写真は11年2月、河南省で保護された誘拐された赤ちゃん。

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2012年6月16日、現代快報によると、雲南省曲靖市中級人民法院で15日、1年足らずの間に223人もの赤ちゃんを誘拐して売買していた犯人グループの判決公判が開かれ、主犯の女に死刑判決が下された。

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51歳の農婦・蒋開枝(ジアン・カイジー)被告を主犯とする36人は、2009年末から2010年8月までの間に雲南省で誘拐したり買ったりした赤ちゃんを河南省へ連れて行き、売っていた。男の子は1人につき3万元(約37万円)、女の子は2万元(約25万円)の利益を得ていたとされ、赤ちゃんを運ぶ協力者には1回につき3500〜4500元(約4万3700円〜5万6200円)の報酬が支払われていたという。

犯人グループ36人のうち28人が女で、最高年齢は65歳、最も若い者は20歳。多くは辺境の田舎から出てきた親戚で構成され、34人は文字の読み書きが不自由か、まったくできないという。

中国では誘拐された子どもへの需要は高く、誘拐や人身売買に対する処罰は重いものの、子どもを買い取る側に対する処罰が軽かったり、まったく処罰されなかったりすることもあって問題視されている。(翻訳・編集/岡田)

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