やっぱり信じられない中国の献血=提供者に偽物クッキーを提供―河南省

Record China    2012年6月18日(月) 9時4分

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14日、河南省赤十字血液センターが献血者に「偽物クッキー」を配っていたことが明らかとなった。写真は偽物クッキーを暴露したマイクロブログの書き込み。

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2012年6月14日、河南省赤十字血液センターが献血者に「偽物クッキー」を配っていたことが明らかとなった。15日、大河網が伝えた。

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14日は世界献血者デー。河南省に住む張さんは献血に行った。献血が終わると、スタッフからクッキーと牛乳をもらった。もらったクッキーは世界的ブランドのオレオ(中国名は「奥利奥」)なのだが、なにかおかしい。じっくりパッケージを見た張さんはビックリ。なんと「奥利奥」ではなく、「奥利粤」だったのだ。

張さんの妻がこのいきさつと写真をネットで公開し、またたく間に話題となった。河南省赤十字血液センターは「手続きには問題はなかったが配布を中止した」と発表している。

最近、中国では献血不足が深刻化し、家族などから自前で血液を調達しないと手術を受けられないことすらある。その一因となっているのが赤十字など献血セクターへの不信感だ。今年の世界献血者デーでも中国政府は大規模な啓蒙キャンペーンを展開しているが、偽物クッキーを配っているようではなかなか信頼感は得られないのではないか。(翻訳・編集/KT)

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