Record China 2012年6月13日(水) 17時55分
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11日、経済コラムニストの葉壇氏はブログエントリー「中国消費の三大特徴」を発表した。未来の成長を支える要となる消費だが、現在、停滞状態に陥っているという。写真は北京市。アウディの街頭広告。
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2012年6月11日、経済コラムニストの葉壇(イェ・タン)氏はブログエントリー「中国消費の三大特徴」を発表した。
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以前、中国の未来の内的動力は都市化と内需にあると私は話した。ゆえに消費関連の統計は注目に値する。過去20年近い中国経済の成長を経たとはいえ、現在の消費の成長力は乏しくほとんど停滞状態にある。その特徴は以下3点にまとめられよう。
第一に消費はボトルネックに差し掛かったということだ。中国の社会消費品小売総額は2011年に18兆3900億元(約235兆円)と10年前の4.27倍に達した。その伸び率は高いが、今、停滞期にある。今年は昨年比でほとんど成長していないのだ。また社会消費品小売総額には政府調達も含まれているが、伸びているのはこちらばかりで一般家庭の消費は停滞している。
第二に格差が拡大している点。伸びているのは主に富裕層向けの高級品。また中国国産ブランドは海外ブランドとの競争に負けている。一例が教育だ。過去4年で中国の大学入試受験者は140万人減少した一方で、海外留学は4年連続で20%超の伸び。2011年には33万人に達した。
もっとも悪い話だけではない。第三の特徴として、航空旅客数やホテル、外食産業は堅調な成長を続けている。2012年第1四半期、ホテル・外食産業の固定資産投資は前年同期比27.8%増という大きな伸びを示している。しかしこれらの産業が中国経済に占める比率は小さく、中国全体の内需を牽引するにはいたらない。(翻訳・編集/KT)
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