南シナ海領有権問題「台湾の消極的態度は中国を失望させた」―中国メディア

Record China    2012年6月12日(火) 14時16分

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11日、中国河南省台湾弁公室の高官はこのほど、南シナ海の領有権問題に関する記事で「台湾はなぜ何も主張しないのか。同じ中華民族として、中国と共同で主権を守るべきだ」と主張した。写真は西沙諸島。

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2012年6月11日、環球時報によると、南シナ海の領有権問題で、中国河南省台湾弁公室の劉●(リウ・ジュン、●は携の手偏のないもの)氏は「台湾はなぜ何も主張しないのか。同じ中華民族として、中国と共同で主権を守るべきだ」と主張した。以下はその概要。

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中国とフィリピンが領有権を主張するスカボロー礁(中国名・黄岩島)など南シナ海の領有権問題をめぐり、台湾当局の安全担当責任者の蔡得勝(ツァイ・ダーション)氏はこのほど発表した研究報告で、「台湾は発言権がないのではなく、(果たすべき)役割がある」と述べた。一方、フィリピン、インドネシア、ベトナムなど東南アジア諸国は台湾に対し、同問題で中国と連携しないよう再三求めている。なぜなら台湾が同問題において「力と価値のある存在」だと認識しているからだ。

蔡氏の発言は中国人全体を失望させるものだった。同じ中国人、中華民族として、南シナ海の領土と主権を守るのは、中台共同の義務と権利である。祖先の残した宝を守ることが、どうして他国を侵略・略奪することにつながろうか。

南シナ海問題は中華民族全体の利益にかかわる。台湾も民族の利益に基づく大局観を持たなければならない。蔡氏の消極的な発言は中華民族感情に水を差し、新たな不協和音を生む可能性があるだろう。(翻訳・編集/AA)

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