Record China 2012年6月12日(火) 11時31分
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11日、台湾北東部の宜蘭県で立法委員に選出された民進党の陳欧珀氏はこのほどインタビューに応じ、尖閣諸島の主権問題について台湾と中国本土との協力はあり得ると語った。写真は福建省晋江市の漁民。
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2012年6月11日、中国網によると、台湾北東部の宜蘭県で立法委員(議員)として選出された民進党の陳欧珀(チェン・オウポー)氏はこのほど香港メディア・中国評論新聞のインタビューに応じ、尖閣諸島の主権問題について語った。
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陳氏は尖閣諸島の主権問題において台湾は中国本土と協力関係を結ぶことも選択肢としてあり得るとの見方をインタビューで明らかにした。また、現実に尖閣諸島周辺で漁業を行っているのはほぼ全てが台湾の漁民であり、尖閣問題は主に経済海域の問題であって、中国本土との間で両岸経済協力枠組協議(ECFA)が締結されていることから、台湾が自国の経済海域の権益を守ることを目的に中国本土と協力して国際社会で公平な正義を求めていく可能性を指摘した。
中国評論新聞は陳氏の考えについて、価値ある見方だと評し、中国本土と協力して尖閣諸島問題に対応することは経済的にも有益であり、市民から受け入れられやすいだろうと指摘。日本からの働きかけに応じて中国本土との協力を拒絶することは台湾にとってかえって不利益になり、市民から受け入れられにくいとしている。(翻訳・編集/岡田)
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