Record China 2012年6月11日(月) 5時50分
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7日、国連は報告書「2012年世界経済の情勢と見通し」の更新版を発表した。中国経済の今年の成長率は8.3%になると予測している。写真は安徽省の紡績工場。
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2012年6月8日、人民網日本語版によると、国際連合(国連)は7日、報告書「2012年世界経済の情勢と見通し」の更新版を発表した。それによると、先進国の経済低迷や債務リスクの影響を受けて、発展途上国の経済成長が鈍化する見込みで、中国経済の今年の成長率は8.3%になることが予想される。中国広播網が伝えた。
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同報告書によると、外部需要が落ち込み、グローバル経済の不確定要因が増加していることを受けて、発展途上国は今、厳しい国際経済環境にさらされている。発展途上国の今年の経済成長率は5.3%に上り、11年の5.9%を下回り、10年の7.5%も大きく下回る見込み。
同報告書によると、今年の東アジア地域の経済成長は中国に牽引される形で他の地域を上回ったが、先進国の需要の落ち込みや中国経済の成長ペース鈍化といった要因の影響を受ける可能性がある。11年は7.1%だった東アジア経済の平均成長率は12年は6.5%に低下する見込みだ。
また、中国経済が硬着陸(ハードランディング)するリスクは低く、12年の経済成長率は8.3%になるとみられる。11年の9.2%よりは低い数字だ。
この報告書は国連の経済社会局(DESA)、貿易開発会議(UNCTAD)、5つの地域委員会が毎年1月に共同で発表しているもので、国連の重要な経済報告書の一つだ。年度中に行われる会議で上半期に生じた新たな経済情勢を報告し、修正・更新することになっている。(編集/TF)
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