中国とロシアが共同声明、協力合意書に調印―北京市

Record China    2012年6月7日(木) 14時40分

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7日、新華ネットの報道によると、中国とロシアは6日、北京で「平等と信頼に基づく全面的な戦略的協力パートナーシップをさらに深めることに関する共同声明」を発表した。写真は5日、北京に到着したプーチン大統領。

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2012年6月7日、新華ネットの報道によると、中国とロシアは6日、北京で「平等と信頼に基づく全面的な戦略的協力パートナーシップをさらに深めることに関する共同声明」を発表した。

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中国の胡錦濤国家主席の招待に応じ、ロシアのプーチン大統領が6月5日から6日まで、中国を公式訪問した。全国人民代表大会の呉邦国委員長、温家宝中国国務院首相、習近平国家副主席、李克強国務院副首相がそれぞれプーチン大統領と会見した。

訪問中に、双方は関係部門や企業の協力合意書に調印した。声明の主な内容は次の通り。

▽今後10年間ハイレベルの往来をさらに密接に行い、議会、政府、各部門間の協力体制を健全化する

▽2009−2012年の中ロ両国の近隣友好協力条約実施綱要を実行し、2013−2016年の実施綱要を作成する

▽各分野での実務的協力を深め、2015年までに両国の貿易額を1000億ドル、2020年までに2000億ドルまで引き上げる。

双方が上海協力機構枠組内で地域の平和と安全を保障することは、重要な意義があるとして共通認識に達した。枠組み内でアフガン問題を含めた地域安全問題について定期的に話し合うべきだ。

中ロ両国はエネルギー、省エネ、交通、農業、ハイテクノロジーなどの分野の大型協力プロジェクトを実行することで、上海協力機構の経済貿易協力を推し進めていく。

北朝鮮核問題について声明は、6カ国協議を早期再開し、平和的な方式により各方面の関心事を解決することで、この地域の安全を実現するよう関係各国に呼びかけている。

双方は、シリア・アラブ共和国の主権、独立、統一、領土保全を支持し、「国連憲章」の主旨と原則を遵守した上で、全面的な政治対話により外部による干渉のない状態で公正で平和的な解決方法を見出すべきだと重ねて強調した。

イラン問題について双方は、対話と交渉を通じて平和的に解決し、対抗する方向に情勢が悪化することを防がなければならないと主張した。(編集/TF)

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