2012年5月31日、中国の女優ヴィッキー・チャオ（趙薇）による初監督映画「致我們終将逝去的青春」のロケが、連日大勢のファンや見物人を集めて進んでいる。北京青年報が伝えた。

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ヴィッキーの初監督作は、人気小説を映像化する話題作。韓国の人気男性グループ・スーパージュニア唯一の中国人メンバーだったハンギョン（現在は脱退）、台湾の若手俳優マーク・チャオ（趙又廷）らが出演している。「ロアン・リンユィ 阮玲玉（91年）」などで知られる、香港の映画監督スタンリー・クワン（関錦鵬）がプロデューサーで、今年3月にクランクインした。すでに上海や南京でのロケを終え、現在は貴州省へ南下して撮影が続いている。

美しい風景を求めてヴィッキーが選び抜いたのは、貴州省安順市に残る歴史的価値の高い古い町並み。現地ではハンギョンの出演シーンが撮影されているが、付近住民やハンギョンのファンが大量に押し寄せ、警察も出動する騒ぎに。警官がビニールシートで急きょ防壁を作り、ファンらの侵入を阻止する事態に発展した。

今年末に公開が予定されている「致我們終将逝去的青春」だが、ロケは今後も貴州省内を中心に進んでゆく。（翻訳・編集/Mathilda）