2012年5月29日、中国のネット上で、女子大生が大雨で冠水した道路を清掃員の女性に背負われて授業に向かう姿がネット上で公開され、物議を醸している。31日付で山東省のニュースサイト・城市信報が伝えた。

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湖北省武漢市ではこの日、大雨が降り、市内のあちこちで道路が冠水した。女子大生の「おんぶ写真」が撮られたのは華中師範大学武漢伝媒学院。清掃員の女性はズボンを膝までまくり上げ、自らはふくらはぎの辺りまで雨水に浸かりながら、女子大生を背負って歩いている。教室に移動する女子大生が濡れないようにとの配慮のようだ。

この写真がネット上で広まり、女子大生に対して「自分の足はないのか？」など痛烈な非難が巻き起こっている。大学側はこれが同大のキャンパス内で撮られた写真であることを認めた上で、「清掃員の女性が自ら進んでやったこと。女子大生が風邪をひいたら大変だと思ったようで、この日は合わせて6人を背負ったらしい」と説明している。（翻訳・編集/NN）