2012年5月24日、中国・広東省恵州市のある高校で、大学入試の模擬試験が行われた。チャイナフォトプレスの報道。

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この高校では月に1回、入試対策として模擬試験が行われる。中国ではどの大学を受験するにも「全国大学統一入試（通称：高考）」と呼ばれる国家の統一試験を受験しなければならないが、模擬試験では実際の試験場の雰囲気を掴むために、受験生が使用する机の配置間隔までが寸分たがわず再現される。すると、1学年数百人を擁するこの学校は、一般教室でこれが再現できないため、学生たちは模試の日になると大きな体育館に机を運び込んで試験に臨むことになる。

しかし、さすがに人口大国の中国である。大学の入学模試の風景ひとつとっても、その人の多さたるや、圧巻だ。受験生たちもどことなく息苦しそうに見える。(翻訳・編集/愛玉)