Record China 2012年5月26日(土) 4時25分
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22日、中国・河北省保定市で、中国人の朝食の定番である細長い揚げパン「油条(ヨウティアオ)」を売る劉(リウ)さんのレストランは今日も多くの人でにぎわっていた。
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2012年5月22日、中国・河北省保定市で、中国人の朝食の定番である細長い揚げパン「油条(ヨウティアオ)」を売る劉(リウ)さんのレストランは今日も多くの人でにぎわっていた。中国新聞ネットが伝えた。
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中国では安上がりなために、下水道の廃油や残飯で作られた地溝油が出回り、食の安全を著しく侵害している。食に対し人々が戦々恐々とする中、劉さんは「油の再使用を行わない」をうたい文句に、店を運営している。
店には客が油をチェックできるよう、専用のおたまが備え付けられており、この運営方針が受け入れられ、店には連日多くの客でにぎわっている。さらにインターネットでも話題となり、劉さんはネットユーザから「油条兄貴」と称えられている。
評判が広がり遠くからもわざわざ足を運ぶ客が増え、店は客の増加に対応しきれず、1人当たりの販売量を制限して、遠くから来た客にも販売できるよう調整をしているという。また、少しでも多くの「油条」を提供できるようにと、アンペア数を変更して揚げる時間を短縮する準備を進めているという。
さらに劉さんは17日に国の商標管理部署に店の商標登録を申請した。結果は半年後に分かるという。(翻訳・編集/内山)
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