パトカーの車内から遺体を発見、前代未聞の殺人事件―海南省海口市

2007年2月27日、海南省海口市においてパトカーの中で遺体が発見されるという前代未聞の事件が起こった。

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この日の朝、2人の市民がトレーニングをしていたところ、鳳翔東路に停車している1台のパトカーが目に留まった。中をのぞくと、1人の男性が両手をベルトで縛られていた。市民は事情を聞こうとしたが、すぐに男性がすでに死亡していることに気付き、急いで警察に通報した。

通報を受けて海口市公安局の警官たちは現場に急行。現場の調査を行ったところ、死亡した男性が海南省司法庁に勤める運転手であることが判明した。

近くの住民は、2月26日午後2時過ぎにこのパトカーが歩道に停車するのを見かけたとのこと。だが、車がまだ動いていたために誰かが車内にいるものと思い、特に気を留めなかったとのこと。現在、海口市公安局は殺人事件と見て、犯人の行方を全力で追っている。（編集・佐々木康弘）