The World Video 2018年6月15日(金) 20時10分
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中国の湖南省衡陽市で6月13日、公務執行中の補警(警察の治安活動を補助する公安機関に所属する職員)が当たり屋らしき行為を行ったとして物議を醸している。
中国の湖南省衡陽市で6月13日、公務執行中の補警(警察の治安活動を補助する公安機関に所属する職員)が当たり屋らしき行為を行ったとして物議を醸している。15日付で中国新聞網が伝えた。
映像では白い車の前に立ちはだかる補警の姿が映っている。車が前進すると、接触する前に補警が倒れ込んでいるのがわかる。補警の行動に対してネットでは「当たり屋の目的は金銭をだまし取ることであり、この補警の行動は明らかに金銭が目的ではない。その場から走り去ろうとする車を止めるための行動だったと思う。やり方に問題はあるかもしれないが当たり屋行為ではない」と擁護する声も聞かれたが、批判的な声が目立った。同騒動を受け、衡陽市公安局は15日に公式SNSアカウントで、調査の途中経過を発表した。
同局によると、当日警官1人と補警3人が交通整備を行っていた。その際、白い乗用車が補警の指示に従わなかったことで補警と運転手がもめ、映像の一幕が発生した。同局は、「倒れ込んだ補警は車両とは接触しておらず、不適切な行為であると判断し、停職処分の上、調査を進める。補警3人を率いていた警官も対応に不足があったため停職処分の上、調査を進める。その他の処罰は調査完了後に決定する」と述べている。(翻訳・編集/内山)
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