Record China 2012年5月19日(土) 14時53分
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18日、黄海で作業中の中国漁船が北朝鮮関係者と思われるグループに拘束された事件について、北朝鮮側は一部の漁船と船員はすでに帰路に就いたと発表した。しかし、中国側では船員といまだに連絡が取れない状況が続いている。写真は中国遼寧省丹東市の北朝鮮国境。
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2012年5月18日、黄海で作業中の中国漁船3隻、乗組員29人が8日、北朝鮮関係者と思われるグループに拘束された事件について、在北朝鮮中国大使館は公式ホームページで、北朝鮮側が一部の漁船と船員はすでに帰路に就いたと発表したことを明かした。しかし、中国側では船員といまだに連絡が取れない状況が続いている。19日付で京華時報が伝えた。
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拘束された漁船について、中国大使館は「北朝鮮側と継続して交渉している。北朝鮮側の情報では、船員は無事で、食事や健康についてはいずれも問題ないとしており、一部の漁船と船員はすでに帰路に就いたとしている」と公表した。
一方、拘束された漁船の船主の一人、孫財輝(スン・ツァイフイ)さんは、漁に出る際は通常、船員と電話連絡を取るが、事件発生後は連絡が一切取れていないと明かした。「船がすでに解放されて帰還中であれば、連絡が取れるはずなのだが」と話している。
また、15日に金銭要求の電話を受けた船主・張徳昌(ジャン・ダーチャン)さんは「その後3日間、船長からの連絡はなく、こちらからの連絡も取れない。帰路に就いているならば19日午後には帰港できるはずだ」と語った。(翻訳・編集/HA)
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