中朝関係60年「平壤は北京をもてあそんできた」―米メディア

Record China    2012年5月19日(土) 13時37分

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17日、米ボイス・オブ・アメリカ(中国語版)は、中国は北朝鮮の金一族3代にわたって振り回されてきたと伝えた。写真は4月13日、平壌で行われた金日成主席と金正日総書記の銅像除幕式。

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2012年5月17日、米ボイス・オブ・アメリカ(中国語版)は、「世界のメディアが見た中国:平壤は北京をもてあそんでいる」と題する記事を掲載し、「金日成(キム・イルソン)主席から金正恩(キム・ジョンウン)第1書記まで、中国は3代にわたって振り回されてきた。極め付きは今回黄海で起きた中国漁船の拿捕(だほ)・金銭要求事件だ」と伝えた。

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中朝関係60年を一言で表すとしたら、「もてあそぶ」だろう。最近では北朝鮮が中国漁船を拿捕し、解放条件として金銭を要求している。北朝鮮の金一族は、3代にわたって中国政府を翻弄(ほんろう)してきた。金日成主席は毛沢東(もう・たくとう)主席の意に反して朝鮮戦争を開始。やむなく出兵した中国には、人的・金銭的に大きな負担となった。息子の金正日総書記は弾道ミサイル発射に核実験だ。世界中から非難を浴びても中国は擁護せざるを得なかった。孫の金正恩第1書記は父や祖父よりさらに大胆で芝居がかっている。中国漁船を拿捕して身代金まがいに「金をよこせ」という。

中国外交部は事件後の記者会見で、「中国人船員の安全と権利確保のため、北朝鮮側と緊密に連絡を取っている」と表明した。中国共産党政権は“金王朝”の火中の栗を拾うため、生命の危険を冒し、漁船員の安全確保を“懇願”しなければならないのだ。(翻訳・編集/AA)

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