<続報>ロシア人首席チェロ奏者が列車内で乱行放題、動画で謝罪―中国

Record China    2012年5月18日(金) 17時29分

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17日、北京の交響楽団に所属するロシア人演奏家が旅行中の列車内で引き起こした迷惑行為を動画投稿サイトで公開されたことについて、本人と所属する楽団は声明を発表し、謝罪した。

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2012年5月17日、北京の交響楽団に所属するロシア人演奏家が旅行中の列車内で引き起こした迷惑行為を動画投稿サイトで公開されたことについて、本人と所属する楽団は声明を発表し、謝罪した。新京報の報道。

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動画は14日夜に撮影された。中国の瀋陽から北京に向かう高速列車内で、外国人男性が裸足の両足を前の座席の頭部辺りに投げ出している。当然、前の女性乗客は足を引っ込めるように注意する。しかし、彼女が何度促しても、乗務員が仲裁に入っても、一向にやめる気配がない。それどころか、中国語で挑発したり罵声(ばせい)を浴びせたり。女性客が、持っていた新聞紙で外国人男性の足をたたくと、ニヤニヤしながら「気持ちいいね、もっとやって」と応戦した。

最終的には鉄道警察が腰を上げた。しかし、男性は「何のことか分からない」としらばっくれた上、あっさりと自分の身分を明かした。男性は、北京交響楽団の主席チェロ奏者、オレグ・ヴェデルニコフ(Oleg Vedernikov)と名乗った。一連の様子はビデオに収められ、動画投稿サイトにさらされた。

騒ぎを受けて楽団が確認したところ、この男性は確かに本人の言う通り、この楽団に10年近く在籍する奏者。1966年に旧ソ連で生まれ、世界各国で演奏経験やコンテスト入賞経験があり、CDも多数出している。普段はとても紳士的だという。

16日、北京交響楽団は声明を発表し、この動画の人物がヴェデルニコフ氏であることを認め、休暇中だった同氏に事実関係を確認した結果、本人もこれを認めたとした。楽団は彼自身が公に謝罪することを求め、現在は処分を検討中。期間中は当然、演奏活動は認められない。同日、ヴェデルニコフ氏本人もインターネット上の動画を通じてロシア語で謝罪した。騒動は休暇の旅行中のできごとであること、自身の行為に深く後悔していること、不快な思いをさせた女性乗客と社会に向けて謝罪をすることを述べた。また、自分の素行が所属する北京交響楽団に対してもその社会的イメージを傷つけたとして謝罪している。(翻訳・編集/愛玉)

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