陳光誠氏「パスポートの申請をした」、15日以内に手続き完了の見通し―米メディア

Record China    2012年5月17日(木) 17時19分

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16日、中国政府が米国留学を認めた「盲目の人権活動家」陳光誠氏と家族のパスポート発給手続きが、順調にいけば15日以内に完了する見通しであることが分かった。写真は中国のパスポート。

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2012年5月16日、中国政府が米国留学を認めた「盲目の人権活動家」陳光誠(チェン・グアンチョン)氏と家族のパスポート発給手続きが、順調にいけば15日以内に完了する見通しであることが分かった。米ボイス・オブ・アメリカ(中国語版)が伝えた。

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陳氏はボイス・オブ・アメリカの取材に対し、「山東省公安庁の担当者が今日(16日)午前、パスポートの申請書を(入院中の)北京朝陽病院の病室まで持ってきた。規定通りの申請費用も徴収された。彼は15日以内にパスポートを発給すると話していた」と述べた。

今月4日、ニューヨーク大学が陳氏を客員研究員として受け入れ、法律を学ぶ環境や奨学金を用意すると発表。これを受け、陳氏の米国留学に向けた手続きの進捗に関心が寄せられていた。

陳氏は2日、米国大使館を離れ、同院に入院してから面会を一切認められていない。同氏は取材に対し、「パスポートの手続きをする公安職員の訪問サービスを受けましたよ」と冗談交じりに話したという。

15日、米国務省のヌーランド報道官は記者会見で、「陳氏と家族に留学用ビザを発給する準備が完了した。あとは中国政府がパスポートを発給するだけだ」と述べた。だが、陳氏の家族が同行できるかどうかは、「中国当局次第だ」との見解を示している。(翻訳・編集/NN)

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