Record China 2018年6月14日(木) 20時0分
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日本メディアは中国の労働環境について「日本以上のブラック労働でも悲壮感はない」と伝えているが、中国人自身の見方は…?。
2018年6月12日、中国メディア・観察網によると、日本メディアが中国の労働環境について「日本以上のブラック労働でも悲壮感はない」と伝えた。
中国では「996工作制」と呼ばれる働き方がある。朝9時から夜9時まで週6日働くことを意味する。残業代も出ず、日本の会社員以上に厳しい長時間労働を強いられているが、それでも悲壮感がないのは「働いた分だけ見返りがある」からだ。残業も無駄ではなく、有効な残業だからこそ長時間でもがむしゃらに働くことができるという。
この報道に、当の中国人自身からは次のようなコメントが書き込まれている。
「一丸となって働いているからこそ奇跡的な成長が40年も続いている」
「日本の会社員は働き方がおかしい。自分たちはだらけているくせに、勤務時間中に仕事を終わらせて帰ろうとすると白い目で見られる」
「日本では毎月残業200時間のブラック労働だというが、勤務時間中ずっとサボっているのでは?」
「ある中国企業が雇った日本人は出勤初日、日本では残業ばかりだったと自慢げに話したが、1カ月もするとこんなに残業ばかりなのはおかしいと言って辞めてしまった」
「悲壮感がないのは、見返り以外に、拝金主義教育を受けてきたことや、そもそも関連法規・社会保障が不十分あるいは間違っていることもある」
「日本と中国のどちらがきついかはわからないが、中国では民間企業よりも国営企業の方がきつい」
「よそは知らないけど、武漢市の末端職員は996どころではない」
「見返りがあるのは、サラリーマンじゃなくて支配層では?」
「中国人はたしかに働き過ぎかもしれないが、見返りがある人もいれば、そうでない人もいる。貧富の格差はひどくなる一方だ」
「毎日9時の出退勤もすっかり慣れっこになった」
「田舎に帰ればそんなにあくせく働かなくても気楽な生活が送れるのに」
「中国の急成長は人々ががむしゃらに働いたから。その結果、官僚や資本家を太らせたわけだが」
「大変だという感じはないが、趣味や余暇はなくなった」
「中国は豊かになったが、もっと裕福になりたい。だから今の状況がある」
「中国では、仕事がつらいといっても誰も耳を貸さないし、貧乏を嘆いても笑われるだけだ」(翻訳・編集/岡田)
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