Record China 2012年5月11日(金) 21時20分
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9日、中国の青少年問題研究家・孫雲暁氏は、昨年末に上海で発生した少女たちの援助交際事件に触れ、「援交が中国にまん延する可能性は高い」と危惧を示した。写真は上海の援助交際事件で使われていたホテル。
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2012年5月9日、網易によると、中国の著名な青少年問題研究家・孫雲暁(スン・ユンシャオ)氏はこのほど、援助交際が中国にまん延するとの独自の見解をメディアに述べた。
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中国青少年研究センター副主任で中国青少年研究会の副会長でもある孫雲暁氏は、昨年11月に上海市で女子高生を中心とした援助交際グループが摘発された事件に触れ、「10年間恐れていたことがついに起こった。この事件をきっかけに、援助交際が中国全土にまん延する可能性がある。援助交際の最も怖い点はコピー性が高いことだ。今の中国は1990年代に援助交際が社会問題になった日本と同じような状況を備えている」と発言した。
また、「援助交際をしていた日本の少女たちは、自分たちにとって『どうってことない』貞操と引き換えに多額の金銭を手に入れ、高価なブランド品を買いあさった。中国の少女たちが援交に走るのも、自分たちの物欲や虚栄心を満たすための金銭が欲しいからだ」と指摘。少女たちが性に対してあまりにも奔放で無防備なことも問題になっている。こうした状況に歯止めをかけるには「教育と法律の見直しが必要」とし、宣言と原則だけで中身のない中国の「未成年保護法」を、欧米や日本の法律のように詳細に定めるとともに、児童生徒への性教育の徹底を図るべきだと主張している。(翻訳・編集/本郷)
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