Record China 2012年5月10日(木) 14時53分
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7日、湖北省・武漢空港で、フライトが延期されたことに怒った乗客47人が航空機を「占拠」する事件が起きた。最終的には完全武装の特別警察が介入する事態となった。写真は7日、武漢市を襲った豪雨。
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2012年5月7日、湖北省・武漢空港で、フライトが延期されたことに怒った乗客47人が航空機を「占拠」する事件が起きた。9日付で武漢晩報が伝えた。
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7日、温州発・武漢経由・ウルムチ市行きの海南航空HU7760機は豪雨と雷のため、予定にない長沙空港に一時着陸。武漢空港に到着したのは約4時間遅れの午後9時半だった。大雨が続いていること、ウルムチ空港が午前1時から5時の着陸が禁止されていることから、HU7760機はその日の出発をあきらめ、翌日の出発に変更された。
これに納得いかなかったのが一部の乗客たち。雨は降っていても雷は収まったとして出発するよう要求、航空機から降りようとしなかった。海南航空側はホテル代、食事を無料で提供すると申し出たが、「ただちに離陸し、かつ現金の補償金を支払うこと」を求めてきた。
最終的に空港に駐在している特別警察が介入することとなった。完全武装で機内に入り、「占拠」をやめなければ法に基づいて対応すると発言した。これには「占拠」していた47人もしぶしぶ飛行機を降りることとなった。
皮肉なのは長時間にわたり「占拠」が続いたため整備が遅れ、翌朝8時に予定されていたフライトが11時に延びたこと。「占拠」に参加しなかった乗客は「8時に離陸できたはずだったのに、あんたたちのせいで」と不満をあらわにしていた。(翻訳・編集/KT)
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