南シナ海に水産物加工用の「漁業空母」を配備=小型漁船、輸送船と連携―中国

Record China    2012年5月7日(月) 13時18分

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6日、香港紙・文匯報は「漁業空母」と呼ばれる中国の大型水産物加工船が南シナ海に配備されると報じた。中国初、世界でも4隻しかない船だという。写真は南シナ海・永暑礁に駐留している中国人民解放軍。

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2012年5月6日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、香港紙・文匯報は「漁業空母」と呼ばれる中国の大型水産物加工船が南シナ海に配備されると報じた。

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「漁業空母」こと海南宝沙001号は排水量3万2000トンの総合水産物加工船。海上で魚の冷凍や缶詰や魚粉への加工などの作業が可能となる。大型水産物加工船は中国で初、世界でも4隻しかないという。ちなみに中国では大型、豪華などの意味で「空母」という言葉が使われることが多い。海南宝沙001号が航空機を搭載しているわけではない。

海南宝沙001号に加え、2万トン級の給油船・海南宝沙21号、1万トン級の冷凍輸送船・海南宝沙011号、同012号も南シナ海に投入される。小型の漁船と連携し、漁、加工、輸送、補給を分担することになる。(翻訳・編集/KT)

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