台湾の学生とは大違い!北京大では消灯を過ぎても廊下に群がって勉強していた―台湾紙

Record China    2012年5月3日(木) 18時45分

拡大

1日、台湾清華大学の3年生が見た北京大学生の猛勉強ぶりをつづった寄稿記事が、台湾紙に掲載された。写真は11年9月、台湾の大学への入学が決まり、台湾に向け出発する北京の若者。

(1 / 3 枚)

2012年5月1日、台湾清華大学の3年生、宋之[王奇](ソン・ジーチー)さんが見た北京大学生の猛勉強ぶりをつづった寄稿記事が、台湾紙・旺報に掲載された。環球時報(電子版)が伝えた。以下はその内容。

その他の写真

大陸(中国本土)の学生に対する好奇心から、大学2年の時に北京大学への交換学生となった。わずか半年の交換学生生活だったが、台湾の大学生との違いを痛感。宿舎内では台湾の大学ではいまだかつて見たこともない「奇観」を目の当たりにした。

夜11時の消灯になると、学生たちは一斉に廊下に椅子を持ち出し、外の灯りを頼りに勉強を続けるのだ。驚きのあまり、多くの台湾からの学生がその珍しい光景を写メに収めていた。

彼らは成績上位20%という狭き門に入り込むため、一心不乱に勉強する。それに比べ、台湾の大学生はのんびりしすぎではないのか?北京大の学生はキャンパスライフの99%を勉強にあてている。サークル活動も、台湾の大学ではダンス系や音楽系が主流だが、北京大ではほとんどが勉強や将来の進路に関係のあるものばかりだった。

台湾の大学生は勉強と同じくらい遊びにも精を出すが、北京大の学生はほとんど遊ばない。せいぜい試験が終わった直後にほんの少し、羽を伸ばすくらいだ。ある時、天津への小旅行に一緒に行かないか、と誘われた。驚いたのは彼らのはしゃぎぶり。私たちにとっては、それほど大した旅ではなかったが、彼らは出発から解散までずっとハイテンションだった。

北京大での生活はわずか半年だったが、かなり貴重な「文化衝突」を経験した。台湾に戻ってからは以前にもましてサークル活動に精を出すようになったが、たまに北京大の学生を思い出して反省している。台湾の大学生も彼らの勉強に対する姿勢を見習わなければならない、と。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携