Record China 2018年6月7日(木) 8時10分
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5日、複数の台湾メディアは、日本人が飛行機に乗る時に選択する座席から、文化や民族性がうかがえると伝えている。資料写真。
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2018年6月5日、複数の台湾メディアは、日本人が飛行機に乗る時に選択する座席から、文化や民族性がうかがえると伝えている。
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旅行大手のエクスペディアが世界23カ国の男女1万8229人を対象に行なった座席に関する調査によると、「通路側」の席を好む割合が最も高かったのが日本人で53%だった。(「窓側」は46%、「中央」は1%)。同社によると、調査対象となった国の中で日本だけが唯一、「通路側」が「窓側」を上回ったという。一方、最も「窓側」を好むのはインド人で79%に達したそうだ。
日本人で「通路側」と回答した人を年代別で見ると、18~34歳が41%、35~49歳が49%、50歳以上が61%と年代が上がるに連れて上昇しているという。同社は、日本人が他国に比べて通路側を好む理由について、トイレなどで席を立つ時に隣席の人に迷惑をかけないことを考えるためではと分析している。
これについて台湾・聯合新聞網は、「窓側派?通路側派?日本人の飛行機の座席を選ぶ傾向は民族性を反映」と題する記事を掲載。台湾のウェブサイト「Vida Orange」の記事を引用し、「通路側を好む人は友好的で、集団の中では周囲に合わせる。(話の)聞き手役に回ることが多い。窓側を好む人は完璧主義者が多く、自分や他人の生活をコントロールしたがる。自分の個人の世界に浸りたいタイプ」などと紹介した。
また、台湾・自由時報は英紙テレグラフの過去の報道を取り上げた。精神科医のベッキー・スペルマン(Becky Spelman)氏は「窓側を好む人は自分中心の傾向があり、通路側を好む人は比較的他者への思いやりがある。あるいはただの閉所恐怖症か、頻尿」と分析。行動心理学者のジョー・ヘミングス(Jo Hemmings)氏も「窓側を選ぶ人は比較的わがまま。通路側を選ぶ人は他人に流されやすい」と指摘しているという。(翻訳・編集/北田)
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