中国サッカー界トップが法廷に、世界が注目する八百長・賭博事件―中国紙

Record China    2012年4月29日(日) 6時31分

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26日、法制晩報は記事「海外メディアが中国サッカー界賭博事件に注目、中国人の皮肉の的となった中国サッカー」を掲載した。写真は11年12月、鉄嶺市裁判所。サッカーファンが集まり「中国サッカーはここから再生しよう」などのプラカードを掲げた。

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2012年4月26日、法制晩報は記事「海外メディアが中国サッカー界賭博事件に注目、中国人の皮肉の的となった中国サッカー」を掲載した。

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摘発から2年、中国サッカー界を揺るがした八百長・賭博事件もついに最終段階に入ろうとしている。謝亜龍(シエ・ヤーロン)、南勇(ナン・ヨン)のサッカー協会トップ2人の裁判が始まった。サッカー界のトップまでが逮捕された、前代未聞のスキャンダルに海外メディアも注目している。

「中国サッカー界は数々の暗部をさらけだしてしまった。今や中国人の皮肉、風刺の的にサッカーはなってしまったのだ。世界最多の人口を誇る中国で、サッカーの未来が危ぶまれている」とAFPは評した。また謝亜龍が「自白は拷問によるもの」と法廷で主張したことが米ウォール・ストリート・ジャーナルやBBCで報じられた。

今回の摘発が中国サッカー界の浄化につながるとの期待もあるが、現トップの韋迪(ウェイ・ディー)サッカー管理センター主任は「未来に二度と同じ事が起きないよう警戒しなければならない」と注意を呼び掛け、警察と連携しての防止体制構築を明言した。ユーロスポーツはこの言葉を引用し、これほどの強い姿勢を見せたのは中国サッカー界の腐敗が再発する可能性が高いことのあらわれだと評している。(翻訳・編集/KT)

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