港珠澳大橋の建設費が920億円も増加、老婦人の訴えが原因―香港

Record China    2012年4月28日(土) 9時29分

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25日、香港と珠海、マカオの三都市を結ぶ「港珠澳大橋」の建設費が当初の予定よりも88億香港ドルも高くなることを、香港特別行政区政府運輸住宅局長が明らかにした。写真は12年3月、中国で建設中の港珠澳大橋。

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2012年4月26日、京華時報によると、香港特別行政区政府運輸住宅局の鄭汝樺(エバ・チェン)局長は25日、香港と珠海、マカオの三都市を結ぶ「港珠澳大橋」の建設費が当初の予定よりも88億香港ドル(約920億円)も高くなることを明らかにした。

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鄭局長は立法会交通事務委員会の会議において、環境アセスメントの再審理を行ったことで工事に遅れが生じ、建設費が当初の見積もりである161億9000万香港ドル(約1690億円)から250億4700万香港ドル(約2615億円)に膨れ上がることを明かし、仮に2012年上半期に工事を開始しても完成は2016年になるとした。

2009年に香港環境保護署に認可されていた橋の建設にかかわる環境アセスメントだが、2010年に住民の60代の女性が裁判所に再審理を求め、大気調査に不備があるとして環境保護署の認可した評価書を無効とする判決が下っていた。(翻訳・編集/岡田)

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