Record China 2012年4月26日(木) 22時23分
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21日、上海交通大学の熊丙奇教授は、ブログエントリー「中国での教育を選ぶ学生はどれだけいるのだろうか?」を掲載した。写真は広西チワン族自治区柳州市融水県の高校。
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2012年4月21日、上海交通大学の熊丙奇(ション・ビンチー)教授は、ブログエントリー「中国での教育を選ぶ学生はどれだけいるのだろうか?」を掲載した。
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11日、中国青少年研究センターは「日米中韓高校生比較研究報告」を発表した。中国の高校生は4カ国中でナショナリズムが最も強く、最も堅実な人生観を持っていることが分かった。
ところが調査結果を子細に見ると、大きな矛盾がある。中国人高校生の90%は「中国人であることを誇りに思う」と回答している一方で、49%が「選択できるならば他の国で生まれたい」と回答。88%が「外国の文化、生活に興味がある」と回答した。いずれも4カ国中最高の数字だ。
この「人格分裂」を示すデータは中国人高校生の真実の姿を映し出している。本当の気持ちを表現するのではなく、自分の考えとは別の「正解」を選ぶことを中国の教育は求めているからだ。だから愛国心を問われれば生徒たちはおためごかしの愛国を叫ぶが、その舌の根も乾かぬうちに他国に移民するようになる。
だから今回の調査結果で中国人の愛国心が強いかどうかなどわからない。分かったのは中国の教育が健全な人格を持った子どもたちを育てられていないということだ。本心で選ぶとすれば、子どもたちは中国での教育を選択するだろうか?おそらくその回答は「他国に生まれたい」の49%をはるかに上回るものとなるだろう。(翻訳・編集/KT)
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