一体誰が?!排水溝に捨てられた大量のカプセル容器、住民は汚染を懸念―河南省鄭州市

Record China    2012年4月25日(水) 14時59分

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21日、中国・河南省鄭州市李崗村付近の排水溝に空のカプセルが捨てられていた。現地当局はこのことについては知らなかったというが、地元住民はカプセルに有毒なものが含まれていたら、汚染の可能性もあると心配している。

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2012年4月21日、中国・河南省鄭州市李崗村付近の排水溝に空のカプセルが捨てられていた。大河報が伝えた。

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色とりどりのカプセルは300mの列をなし排水溝を流れていた。カプセルに印字はなく、軽くつまむと簡単に壊れてしまい、見た目は硬いプラスチックのようだったという。

先般河北省では、ゼラチン製造企業、「学洋明膠蛋白廠」の原料をもとに製造された、医薬用カプセルから基準値を超える重金属クロムが検出され、当局は同社を摘発。さらにこの一件を受けて同様の製造拠点摘発を強化した。また、同社は医薬用カプセルだけでなく、アイスクリーム、乳製品、ドリンクといったものの原料としても多くの企業にゼラチンを販売していたため、影響は大きいと思われる。

今回のカプセル廃棄について、周辺住民や村役場は、付近に製薬工場はなく、廃棄されたことを知らなかったと話している。村にはかつて小さな薬品製造工場があったが、数カ月前に封鎖されたという。誰かが違法製造している可能性もあるため、村役場は村の製造場を改めて調べたのち製造が確認できたら、直ちに封鎖を行うと話した。

また、現地当局もこのことについては知らなかったというが、地元住民はカプセルに有毒なものが含まれていたら、汚染の可能性もあると心配している。(翻訳・編集/内山

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