北朝鮮のテレビ放送に変化、金正恩氏の登場で生中継が増加―韓国メディア

Record China    2012年4月21日(土) 15時2分

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20日、新指導者・金正恩第1書記に権力が引き継がれた北朝鮮では、国営の朝鮮中央テレビも生中継放送が増えるという変化を見せている。写真は15日、北朝鮮で行われた軍事パレードのテレビ中継を見る中国人。

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2012年4月20日、韓国の聯合ニュースは、北朝鮮の朝鮮中央テレビについて、新指導者・金正恩(キム・ジョンウン)氏の登場で変化を模索していると分析した。環球時報(電子版)が伝えた。

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金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去後、朝鮮中央テレビが主な行事を生中継するケースが増えている。金総書記の生前に生中継が行われることはほとんどなかった。重要な行事は数時間後か翌日に録画放送されている。元朝鮮中央放送委員会のチョン・ヘソン氏によると、金総書記は放送事故に非常に敏感だったという。チョン氏は「金総書記の安全のため、現地指導に関する報道は録画放送が基本。金総書記は放送事故が起きる可能性がある生中継を原則として禁じた」と話している。

金総書記時代は、朝鮮中央テレビの放送開始時間は平日午後5時、休日午前9時だったが、北朝鮮当局が重要な声明を発表する日は正午または午後3時から放送を開始していた。今月15日から17日までの故金日成(キム・イルソン)主席生誕100周年記念の祝日期間中は、午前9時から放送を開始。だが翌18日も同じく午前9時から、19日は正午から開始している。(翻訳・編集/本郷)

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