毒カプセル、医薬用だけでなく食品メーカーにも、アイスなどの原料として―河北省

Record China    2012年4月20日(金) 7時52分

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19日、中国で医薬用カプセルから基準値を超える重金属クロムが検出された問題で、摘発された河北省の企業がカプセルを複数の食品メーカーにもアイスクリームなどの原料として流していたことが分かった。写真は証拠隠滅のため、幹部が放火した毒カプセル工場。

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2012年4月19日、中国で医薬用カプセルから基準値を超える重金属クロムが検出された問題で、摘発された河北省の企業がカプセルを複数の食品メーカーにもアイスクリームなどの原料として流していたことが分かった。京華時報が伝えた。

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カプセルの原料に皮革廃材から製造した工業用ゼラチンが使われていた。中国の薬用カプセルの3分の1を生産する浙江省新昌県などで発見された。同省衡水市阜城県では15日、摘発された企業「学洋明膠蛋白廠」が証拠隠滅をはかるため、創業者の息子が会社に放火する騒ぎも起きている。

地元では、同社が医薬品メーカーだけでなく、アイスクリームや乳製品、ドリンクなどの原料として食品メーカーにも流していることは広く知られていた。地元の人たちは「ゼリーやアイスの類は怖くて食べられない」と話している。(翻訳・編集/NN)

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