Record China 2018年6月1日(金) 23時10分
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31日、人民網は、間もなく開幕する2018FIFAワールドカップ・ロシア大会での、日本代表の活躍について予想する記事を掲載した。資料写真。
2018年5月31日、人民網は、間もなく開幕する2018FIFAワールドカップ(W杯)ロシア大会での、日本代表の活躍について予想する記事を掲載した。
記事は、サッカー日本代表が90年代から急速な発展を遂げて強くなったことを紹介。AFCアジアカップでの優勝回数4回はAFCアジアカップ参加国の中で最も多く、W杯には98年の初出場から5大会連続で本戦出場を決めており、02年と10年には決勝トーナメントに進出し16強入りを果たしたことを指摘、「サムライブルー」の強さを強調した。
その上で、ロシア大会に臨むメンバーについて分析。「この布陣を見ると、海外組を重視しているようで、各ポジションに多くの海外組が入っている。特に海外組だけのフォワードは最も目を引く」と伝えた。フォワードは、イングランドプレミアリーグのレスターで活躍している岡崎慎司、ドイツ1部リーグのマインツ所属の武藤嘉紀、そしてドイツ1部リーグのケルンにいた大迫勇也の3人だ。
また、「ミッドフィールダーには、本田圭佑、香川真司、長谷部誠の3大重鎮がいて、安定感がある」と分析。「本田はメキシコリーグに移ってから34試合に出場し13得点を挙げていて状態はまずまず。香川はドルトムントに復帰後もけがの影響が出ているが、回復具合がチーム全体に影響するだろう。長谷部は今回もキャプテンを担当し、チームの精神的な柱となっている」と伝えた。
さらに、「ディフェンダーは経験豊富な選手たちで、長友佑都、吉田麻也、槙野智章、酒井宏樹らがいる。予選リーグではこのディフェンスラインがよい働きをした」と伝えた。
しかし記事は、4月になって突然代表監督が交代したことや、中島翔哉、久保裕也、森岡亮太、堂安律などの海外で活躍する若手が落選したことに言及し、「海外組とベテランを重視した選考で、日本の一部サッカーファンから強い不満の声が出ている。5月30日のガーナ戦で0-2で完敗したことも、ファンにとって不安要素になっている」と伝えた。
また記事は、日本がH組でコロンビア、ポーランド、セネガルと対戦することについて、「くじ運はまずまずだ」としつつも、「コロンビアは4年前と比べて全体的に実力が落ちたとはいえ、日本の勝算はあまりなく、大差で負けない程度の可能性ならある」と分析。今大会で決勝トーナメントへ進出できるかどうかは、「ピッチの上でのサムライブルーの実力を見てみようではないか」と結んだ。(翻訳・編集/山中)
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