鉄道建設でタイとの関係を強化、2011年対タイ投資額は774億円―中国

Record China    2012年4月20日(金) 21時8分

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18日、中国に訪れていたタイのインラック首相は、中国企業の代表者たちと会談を行った。2011年中国はタイに774億円を投資し、今やタイにとって中国は2番目に大きな外資流入国となっている。

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2012年4月18日、中国を訪れていたタイのインラック・シナワット(Yinglak Shinawatra)首相は、同国の経済代表団と共に中国企業の代表者たちと会談した。中国経済紙・21世紀経済報道が伝えた。

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インラック首相は就任以来初の訪中だが、今回の目的は中・タイ両国の経済関係の発展させるこという。インラック首相は温家宝首相と会談した際に、鉄道建設を含む両国の戦略的協力を深めていきたいと話した。

現在タイは4線の高速鉄道建設が予定されており、中国国有企業・中国鉄路工程総公司はインラック首相との会談で、鉄道建設での協力を進めたいと語った。

一方、タイのブンソン・テーリヤプロム (Boonsong Teriyapirom)商務大臣は、タイの高速鉄道計画はまだ構想段階で、中国に限らず世界から協力者を募りたいとの考えを示した。また、中国とタイ、そしてラオスを結ぶ鉄道についても構想段階であるとし、あくまでタイ国内の鉄道整備が優先だと語った。

同日、中国とタイ両国の企業は8件の仮契約を結び、取引総額は139億元(約1795億円)に達するという。

また、中国とタイ両国は貿易や投資、観光などでも新たな協力目標を設定し、今後5年は貿易で20%、投資では15%、そして観光では20%の増加を目指すという。

中国の投資家はタイに目を向け始めている。2011年中国はタイに対し9億5000万ドル(約774億円)を投資し、前年同期から1.7倍増加した。今やタイにとって中国は2番目に大きい外資流入国となっている。(翻訳・編集/内山)

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